打ち合わせを重ね、細部までこだわったインド産M10のお墓を建立。鏡石町寺院墓地
福島県一円にてお仕事をさせていただいております、お墓のTRY(トライ)です。鏡石町の寺院墓地にて、細部までこだわったインド産M10のお墓を建立させていただきましたのでご紹介いたします!
鏡石町寺院墓地 新墓 インド産M10
郡山店にて、ご家族様を亡くされたお客様からお位牌の手配をご依頼いただきました。お位牌はご希望になるお客様も多いので、受注発注でカタログ等もご準備しています。その中で、「実はまだお墓も建てていないんです」というお話になり、お墓の建立についてもお話を伺うことになりました。
お客様は、鏡石町のお寺様墓地にすでに墓地をお持ちでした。郡山展示場から車で20分ほどのところです。お電話で場所を伺って現地を確認し、まずはご提案させていただきました。
ご提案した図面です。石碑の形については、同じ墓地内にあった形を気に入られていたので、それを参考にお作りしました。外柵は、周りの景観に合わせてつくってみたいとお話しがあり、ご希望を伺ってご提案しました。
墓誌の位置や、花立なども少し違ったタイプです。お打ち合わせの際にご希望の書体や家紋があれば、図面作成の際にCGに反映して見ていただきます。
何度か図面を作ってお打ち合わせを進める間に、周りのお墓をご覧になって「親柱の形をしっかり作りたい」と思われるようになったので施工例のお写真などを色々見ていただいて、外柵の形を変更しました。
墓誌彫刻については、亡くなられたのがお兄様でご両親様はご存命でしたので、スペースをあけて彫刻する方法と、亡くなられた順に彫刻をする方法とで作成してご覧いただきました。
こちらは貼り石のデザインのご提案です。貼り石には桜の花を入れたいとご希望でしたが、図柄のサイズに悩まれていたので、大きめのものと小さめのものとをお作りして比較して頂きました。
貼り石の模様や家紋の位置などを最終調整し、ご希望の形に近付けていきます。最終的には大きめの図柄をお選びになりました。
こちらが最終図面です。現地のお写真に図面を埋め込んで見ていただきました。実際に現地にお墓が完成した時のようすがとても分かりやすいので、大変ご好評いただいています^^ 何度も調整を重ねて図面が決定し、いよいよ工事に入ります!
工事前には、お寺様にも確認させていただいた上で地鎮式を行いました。お客様に鍬入れをしていただき、ご一緒に手を合わせてお墓の無事の完成を祈りました。
基礎工事です。土を掘り下げて転圧し、鉄筋を組んでコンクリートを流し込む準備をしました。
コンクリートを流し入れて表面をきれいにならしました。真ん中の四角い穴は納骨堂の真下にあたるところです。左右の穴は水抜き用の穴です。万が一内部に水が入った時にここから排水します。
基礎が完成し、据え付けが進んでいます。お墓中央から右側を見ています。外柵の内側に耐震金具を取り付けて、耐震ボンドを併用してしっかり固定します。この上に天板を設置するため、その受け石も設置しています。
納骨堂の底はきれいな山砂を敷き詰めます。ここに石碑を設置して、お墓が完成します。
完成です!高級感が感じられる、インド産のM10という黒御影石を使用しました。文字彫刻や家紋などはすべて白色を入れて仕上げました。
お墓の完成後、お引き渡しと同時にご納骨となりました。あいにくの雨でしたがテントを立ててご対応しました。開眼法要のあと、お手伝いをして無事にご納骨まで終えられました。
ご納骨後、たくさんのお花が供えられたお墓を撮影させていただきました。石碑や墓誌、花立、香炉は、立体的なデザインで統一しました。墓誌は外柵羽目石に埋め込む形で設置されています。たくさんお花をお供えできるよう三連のお花立も一対ご用意しました。
ボリュームのある門柱です。踏み石の桜の図柄は、雨で濡れているので少し分かりにくいですが、乾くと白っぽく浮き上がってきれいに見えます。晴れた日にお参りいただいて、きれいなところを見ていただければと思います^^
今回のお墓作りでは、長い時間をかけて何度もじっくりお話しし、お打ち合わせを重ねました。その甲斐あって、お客様も完成したお墓には「大満足です!」ととても喜んでくださいました。このたびは、当社にお墓の建立をご相談いただきましてありがとうございました。これからのお墓のお手入れをはじめ、息子様に引き継がれるときのことなど、今後気になることも出てくるかと思います。何かございましたら、またいつでもご連絡いただければ幸いです。末永く気持よくお参りいただけるようお手伝いさせていただきます!