華やかなガラスのお墓(光り墓)を建立!郡山市寺院墓地

福島県一円にてお仕事をさせていただいております、お墓のTRY(トライ)です。郡山市の寺院墓地にて、華やかなガラスのお墓(光り墓)を建立させていただきました!!

 

郡山市寺院墓地 ガラスのお墓(光り墓) 中国G663・中国王晶石

 

ホームページを通じてお墓のご相談をいただきました。デザイン墓石に興味があるとのことで、まずはご希望のカタログなどの資料を送らせていただき、その後ご来店くださいました。今回建てるお墓は亡くなったご主人様のお墓とのことで、その奥様と息子様でした。

 

こちらがお墓を建てる場所です。お墓のイメージとしては、「華やかな感じにしたい」ということでガラスを使うことが候補に挙がり、どっしりした洋型のお墓とどちらにしようかと悩まれていました。

 

ご提案図①

ご提案図面です。息子様が「どっしりした丸みのある感じがいい」とおっしゃっていて、デザイン墓石カーサメモリアのカタログを見ながらご希望をうかがってご提案しました。頭の形が丸い石碑が特徴で、ピンクと白の2色を使っています。

 

ご提案図② ガラス墓

こちらはガラスを使ったお墓です。お母様がとても興味を持たれていました。石碑の一部にアンバーオレンジ色のガラスを使っています。「光り墓」というブランドのお墓です。

 

「光り墓」は、こちらのカタログをご覧いただきました。ガラスの色合いは、透明、青、緑、オレンジなどの中から選ぶことができ、ガラスの形も選ぶことができます。

 

気に入っていただけたガラスのお墓の図面を、現地のお写真にあわせています。ご予算との兼ね合いも見ながら、敷石は全面石貼りとするなど調整を重ねました。棹石や花立の彫刻、踏み石のサンドブラスト部分なども変更したものを色々見ていただいて、「イメージ通りになった」と最終的にこちらでご了承いただきました。

 

工事の様子です。土台を設置する場所の地固めを行っています。

 

鉄筋を組み、水抜き穴を設置してコンクリートを打つ準備をしています。

 

木枠の中にコンクリートを打ちました。中央の四角い穴が納骨堂(納骨室)の下にあたる部分で、丸い穴は水抜き穴です。ここはコンクリートを打たずに土のまま残しています。

 

完成した基礎の上に、土台の囲いの部分を据えています。耐震ボンドと耐震金具を使って、しっかりと耐震施工で据えます。

 

納骨堂の上に石碑を据え、目地入れを行っているところです。黄色いテープは目地をきれいに入れるためのもので、石にコーキング剤がつかないようにしています。

 

後ろから見ると、このようになっています。背面左側が墓誌になっていて、側面に建立者の方のお名前が彫刻されています。

 

全面に桜をあしらった、とても華やかなガラスのお墓が完成です! ピンク色の石は中国G663という桜御影、白い石は中国の王晶石という白御影石です。

 

石碑部分です。正面は「和」のひと文字なので、バランスを考えつつふんだんに桜の彫刻を入れました。書体は何種類かの中からこちらを選んでいただき、桜の花はイメージに近いものをご提案して気に入っていただけました。花立の前面にも、左右でそれぞれ違う桜の柄を彫刻しています。左右対称や同じ柄を彫ることが一般的ですが、棹石部分のガラスの位置など全体のバランスを見て、アシンメトリーで仕上げました。

 

手前の踏み石にはしだれ桜のすべり止めを施しました。経年で汚れがついてきても、模様が浮き出してくるのでそれほど気になりません。ご用意しているパターンをいくつかご提案して、お選びいただきました。

 

ガラス部分は光を透かすと、このようにキラキラととてもきれいです!^^ ガラスの中にキラキラした素材が入っていて、陽の光が入ることで同じオレンジでも色味が変わるのが特徴です。お参りする時間によって、違ったオレンジ色を楽しむことができます。今回は元気カラーということで、オレンジをお選びになりました。ガラス部分は40mmの厚みがあり、石材と同じように耐久性もあって、変色もせず熱にも強い造りとなっています。

 

ガラスのお墓は、ここ数年で少し話題になっています。当社ではステンドグラスをはめ込むなどはあったものの、「光り墓」としての建墓は初めてでしたので、ガラスの実物は私達スタッフも届いた時に初めて見たのですが、写真では伝わらない本物の輝きにとても驚きました! 何度も調整を重ね、今まで見たことのないような華やかで素敵なお墓に、「とっても素敵なお墓ができた!」とご家族皆様が本当に喜んで下さっていたのが印象に残っています。キラキラ輝くガラスのお墓にご興味のある方は、お気軽にお問合せくださいませ。